伊藤譲一さん 「科学とデザインがもたらす複雑性への考察」  の感想文 8 『日本人の感性』

「息子への個人的な連絡事」

 

 多分このシリーズは個人的な考えなんで、

誰が読んでも、「オモんない」と思うまする。

 

 

 

『日本人の感性』

 



「貴方は日本人です」      そして、

「グローバルとはローカルの集合です。」

 

話しはデカイが内容薄い、

日本人的なエピソードを書いてみます。











世の中は希少なモノに価値を見出だします。

 

「レア物にプレミアが付く」

 

理解出来ると思います。

性能が同じでも色が違うだけで倍では効かない高値

が付きますよね

「レア物にプレミアが付く」



暇やったら?落語に出てくる好例があります。

良ければどうぞ!

 

はてなの茶碗

youtu.be

 




でェ、

「有名人が使った」というプレミア物で重要文化財

までにのし上がった代表例?  を上げてみます。



織田信長実弟 織田長益(有楽斎)が、当時朝鮮半島

庶民が使う、ただのあり溢れた雑器の茶碗に美を見出

だし、こよなく愛された茶碗があります。

 

是が、重要文化財「大井戸茶碗    銘 有楽」

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どう?  

レア物でも何でも無いネン(笑)

この大井戸茶碗を保管する箱に、有楽斎が銘書き

しただけのモノで、元はあり溢れた雑器やネン (笑)

(同じ大井戸茶碗で国宝もある)

モノはエエもんやで、でも  … (笑)

 

そういう事やネン。



国宝『曜変天目茶碗』

 

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キレイやろ?

何とも言えんキレイやろ?

見え方も玉虫色で奥行があり深みがあって、

エエもんやで、「誰が見ても魅力的やで!」

 

世界に曜変天目茶碗は三つしか無くて、ソレは

全て日本に在り、全て「The 国宝!」

 

「The 国宝!」「誰が見ても魅力的やで!」

 

実は、本当は、    たいした事無いネン (笑)

?  ?     ? … ?

 

何が大した事が無いか?  

 

“ 世界に曜変天目茶碗は三つしか無くて ”  

                          ↑

          ココが大した事ない

 

実は三碗とも輸入品で国産では無いのです。

なのに創った本国ではカケラさえ見付かっていない

のです、  不思議でしょ?

(実は、近年一碗の割れたモノが発見されている)

 

日本では全て国宝に指定される程の価値を見出だし

ているのに?

 

「どういう事なのか?」

 

答えは簡単で「曜変天目茶碗は良くないモノ」

この様に創り手に映ったのでしょう。

良かったら沢山作って、世界に三碗という事は

無いで。

多分、失敗作の一つ位にしか値しなかったんじゃ

無いのかな?

シルクロードによる様々な国の人達も、目を付けなかった

代物だったのかも知れません。

  でも日本人は其処に価値を見出だしたんです、

制作者達の感覚と “ズレ”てるのかな?(笑)

至極日本人的な感覚だと思います。

庶民が使う雑器を、確固たる審美眼によって

美を見出だした所も、同じ日本人として

オレ関係ー無いけど、誇らしく思います。

 

「非対称の美」

「未完成の美」

「不完全の美」        = 詫び錆び

〈わびさび〉は他にも要因が在りますが、日本人の

感覚には完成された美やシンメトリー(左右対称)等

より "非対称" を好む気風が在ります。

 

オリジナル法隆寺のお寺の配置はシンメトリーです

が、二代目(現在の若草伽藍)は、非対称の配置です。

既にこの頃にも日本人には”対称”に満足しなかった

と言えるように思います。

 

建築の配置で有名な非対称に、〈二条城〉が有ります。

非対称の極みのような配置で、カクカクした配置で

雁が連なって飛ぶ様に例えて「雁行型」と呼ばれます。

 

西洋の庭園と日本庭園を比較するとあまりの違いに

驚く筈です。

西洋= 完全に制御(コントロール)した庭園

         (シンメトリー、統制が取れてる、余白が無い)

日本= 一見無秩序??だが、計算された不規則で、

          不完全な美意識。

         (アシンメトリー、余白だらけで理解出来ない

         モノもある 笑 )

 

日本の城も対称に見えますが、以外とちょっと違う

事がよく有ります、海外の建物と比較して観る時が

あれば観察してみて下さい、何か感じる事がある、

かも?

 

以上の感性の違いは、途中になってしまってる

『日本美の探求』シリーズの「植生」に関して書い

ています、

「植生」は、長ァ! っ  ぐぅあーい  事考えてるテーマやネン、

暇な時にでもブログ見といて、必ず時系列に !



まぁ、上げたらなんぼでも出てくるわぁ… (笑)

前述二例の茶碗エピソードは、「良し悪し」を

判断する感性の違いを顕著に現した好例として

上げる事が出来ます。

 

  至極当然なのですが、日本人にしか無い感性が、

僕達の ”血” の中には脈々と流れています。

気付かないうちに…

 

僕達を含む、外国の街並みや異文化への新鮮な眼差

しは、「みんな違ってみんなイイ♪」から始まって

います、だからこの「日本人の感性」を大切にして

下さい!



全ての個性は特別で、

全ての民族は特別で、

全ての異文化は特別で、

 

日本の文化は特別です。



貴方の個性は特別です。






 

 

 

 

 

でェ、

 

「技術」と「日本文化」を逢わせたら

何になるのかな?

 

「グローバル」とは何でしょう?