『建築の日本展』から   職人の感想文 2






『日本的なモノ』

(個人的な主観で、日本文化のほんの一面です。)










英国人の漆芸家の本の中に興味深い記述が有りました、
彼女は日本の漆芸を勉強しに日本に来られたそうなんですが …





  来日当初は東京に来られたそうなのですが、日本のイメージとは違い、

戸惑っておられたようですが、そんな中でも日本的な事を勉強する為に

水墨画の教室に通われたそうです。

  

水墨画教室で、お題として「花」を描いたそうです

上手く描けたので先生に見せたところ、 × を付けられたらしいです

自分では上手く描け、美術大学で学んだ自負もあり

「何故?」と疑問を感じたそうですが

 

先生曰く、

 

水墨画では画面いっぱいに対象物を描かないの、

   “余白を入れたり、はみ出したり” させて奥行きを持たせるの 」

 

どういう事かと云いますと、

対象物を画面いっぱいに描いて其の絵を完結させるのでは無く、

余白等を入れて画面以上の広がりのある世界を表現するという事です。



 

 

彼女は日本的な感覚を感じた出来事として心に残ったそうです。

 

 

 

 

 

 

 

        つづく…