教訓 Ⅰ
今日の新聞で 香川 良さんが亡くなられた事を知りました。
香川良さんの事を知らない方も居られるでしょうが、
フォークシンガーの方です。
そう言えば思い出しましたが、
夏の暑いある日、家族全員でこの曲をYouTubeで聴いた覚えが有ります。
少し僕がお話しをして、一人でボロボロ泣きながら家族を想い皆で効いた
思い出が有ります。
僕には「心の師匠」が居られます
何人か居るのですがその一人に「松田権六」さんが居られます
( https://ja.m.wikipedia.org/wiki/松田権六 )
漆工家です。
東京美術学校を経て教論へ
本校の気風で有った"温故知新"を経て其れを"超えた新しい表現"を
求め、「伝統」と云う言葉の真髄を体現された方と認識しています。
表現者として尊敬の頂きに居られる方ですが、
もう一点ステキな"愚業"を成されて居られます 、
代表作の一つに「蓬莱之棚」が有ります、
忘れ去られた様な技法を用いて新しい表現を成された素晴らしい
"表現" だと感じています
当時の社会事情から観ると、物資も少なく大変"無駄"と思われる様で
贅沢な表現と成ります、 "反社会的" と呼べるでしょう。
因みにこの"表現物"の発表は、S,19 (1944年)です。
今僕は「鉋」について調べていますが、
もしこの時代に生きる人間であれば
1945年8月15日にこの調べ事を必死に成って調べている事を誓います
香川 良
「教訓 Ⅰ」