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私的鉋備忘録

カテゴリー表示のやり方が分からんのですが、タイトル下のカテゴリーをクリックするとそのカテゴリーが出て来ます。シリーズ化しているモノは時系列でお読み下さい。

  【機械的切削信者から鉋個体性能存在への覚醒】    5   仕上り良否判断      

 

 

 

 "アナタの主張する「鉋個体性能存在」の意味は理解出来たのですが、
具体的に鉋個体性能の違いをどう検知するんだ?
ちゃんと説明してみて下さい!"

 

 

 

 

 

 

 

そんな声が上がって来ると勝手に想像して書き進めます。

 

 

 

 

     檜   米檜葉


   難削杉じゃぁ無いですね 
   例として上げてみました。

 

僕は以前友達と米檜葉を削って遊んでいた時、

「この仕上がりってとう?」と、聞かれました。
僕は、「分からない」と、答えました。

その時友達には言っていませんが、仕上がり良否は人によって違います、

     僕は、「判らない」

しかし多くの人は「キレイに仕上がっている」と判断したモノと思っています、
「これを定量的に指し示す事が出来れば … 」
多くの人が考える事です

 然しながら、鉋の歴史が古いにも関わらず未だに誰も成し遂げていません。
   僕もその一人です。

結局僕は 「仕事で通用するか否か?」 この事が全てですので
研究者として成果を上げたいわけでは無い事もあり、定量的な観察は
考えない事にするように心掛けています。
(そうしないと本末転倒と成るので、後進に委ねる…)


 この様に"ツヤ"への客観判断は難しい課題で有ると感じています


しかし
削りを続けると〜切れ止みが始まり、客観的に誰もが「艶無いやん!」
という仕上りが巡ってきます。
 この"ツヤの良否判断"を下し辛いモノが "易削材" です、
例えるなら、
「吉野檜の無地通直木目、柾(直角の真柾材では無い)、未乾燥材」
例えですが、言わんとする意味は理解に容易いと思います。


 この易削材は、    「ちょっとテストをしてみよう」
と、檜の柾材(直角な柾では無い物)等で
            「良いツヤが出ました」

と言っても、「鉋性能悪く研ぎも悪い」その様な状態の削りでも
比較的キレイ仕上がってしまいます。
 この事からその鉋が調子が良いかはなかなか判るモノでは有りません。


然しながら、、、   
薄削りのように限界に近い状態にすれば話しは別です。
 何事も "極々" の付近、"限界"辺りに様々な答えが潜んでいて
興味深く大変面白いものだと感じます。

キノコとカビ等も面白いですし、
金メダルクラスのアスリートが極限の世界を戦う姿
哲学で取り上げられる所の、「自力と他力」


そう!  忘れそうになってましたけど
普通の檜柾材でも"引き味の違い"は分かりますね

 しかし、 易削材巾二寸長さ4mの棒キレを普通に削り試しても
難削材や板材等の削り環境では、
 鉋個体性能を見極めて削り材に合わせた鉋を使用しないと
仕上がりに不具合が出てくる事は必至です。


 ※※※※※
 ※最後に※
 ※※※※※

 比較試験をを行うにあ当たりポイントとして何か基準となるような
お気に入り?の"指標鉋"と比較する事を勧めます!
 比較試験は単体ではなかなか分かりにくいもので、
同時に列べ比較する事によって、より理解し易い環境と成ります。

 

 

 

 


  次回は実例を二点御紹介致します。