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私的鉋備忘録

カテゴリー表示のやり方が分からんのですが、タイトル下のカテゴリーをクリックするとそのカテゴリーが出て来ます。シリーズ化しているモノは時系列でお読み下さい。

玄能柄と櫃穴の関係      玄能備忘録

 


 玄能鍛冶様に送るメールの下書きを載せます。

 

 

 

 

 


 度重なる質問に親切に応えて頂き誠に有難う御座います。

     感謝致します!

 

 

この度、目出度く玄能が届き柄をすげてみました。

『百匁ダルマ(全鋼)』

改めて自分に合ったノミ用玄能の重さは"The百匁"だと感じました。

身の長さも多分丁度良さそうで、
相田さんの物理と美学から勝手に出た玄能身のくびれなのでしょうが、
僕にとっても好みのくびれで、クドくない丁度良い品の有るもので満足しています。
物理的な事は理解出来てませんが…

 

 其れと、素人なのですが…

玄能の焼き色の具合を見てみると、

なんとも器用な焼入れ?に見えました、

プロとは恐ろしいものだと関心しました。 (笑)

 

 これからの使用感が楽しみです!

 

 

 


玄能鍛冶様にあまり言う事では無いのですが、
 "柄"  問題が大きく立ちはだかっております!

玄能頭も大事ですがそれ以上に?  (両輪なのですが!)
"柄" が重要とも言える程に困った代物と考えています。
(玄能は、欲しいカタチを造る職人さんが存在して居る幸運を踏まえて、
其れを買えば解決出来るので楽と言えば楽です、有難う御座います!)

 

柄の材質に関しては、気心知れた土田刃物の昇さんに色々聞かせて貰い
途中で御客様が来られたので半ばに成った所も有りましたが、
色々なストックが有るので取り敢えず白樫にする事に決めまして
図面を引き、すげました。

 

しかし…
一本目は大失敗致しました。 …    (笑)

 

欲をみて固く作り過ぎて根元で折れてしまいました…


  大変勉強に成りました!

 

 

 

先ず敗因ですが、

僕には、"木材" は何回か入れると直ぐにグラグラになってしまうので
ホゾに適切な木殺しする癖が有ります。

この感覚が失敗の原因だったと考えられます。

今回は木殺しをせず行いましたが
"相手が鉄!" と言う事を再認識しました。

正直、「柄が外れて欲しく無い!!」と言う思いが強く
欲を見て"気持"固く入れました、

 


『工程経過報告』

先ずは櫃穴の面取りですが、45°を0.4㍉程取りました、
なぁ〜んとなく勝手に、気持だけ強く取り…
三段面は其れに準じた面に仕上げました。
木殺しをしないのでこういう行動に出てしまいました。 癖です、ご勘弁を…)


 そして試し入れを二分位して、その後抜いて柄の整形に取り掛かりました。


そしてイザっ!挿入

その結果、今一歩の所で根本がお二つにお別れなさいました。

残無い姿で有りました…


残念、無念…


 今回勝手に学んだような気に成った事は、

 「櫃穴に適切な面を取る!」

コレが一つの "指標" と成るように感じました。
コレが一つの "指標" と成るように感じました。


 理由は?

「面を取らない」= すげる時に柄が捲れて削れてしまい効きが悪くなる(予想…)

「面を大きく取る」= キツ過ぎると、すげる時に捲れ削れ難いが
キツ過ぎて入り辛くて無理やり入れると、今回のように柄の破壊に繋がり宜しく無い。

 


⚫柄が捲れ削れず
⚫柄の破壊が起こる手前(破壊が少しでも疑われるようでは駄目)

その時に「最も柄と頭が緊結される」こんな風に予想しました。

 

この事を予想させる指標が、

  "適切な櫃穴の面取り!"
      ⇓
 "捲れず、硬すぎない事を実現させてくれる"


この、"適切な櫃穴の面取り" ですが、
今回の二本目が良い感じに納まってくれたように感じました。


理由は、
柄をすげる時に殆ど捲れ削れが確認出来ず、
破壊ダメージも無いと思われる硬さで櫃穴に挿し込んでイケました。

 仕込み硬さとしては前述の条件に合致させた感じで、
これ以上無いぐらいの硬さバランスだったように思います。
(偶々失敗してくれたお陰で!)

自分なりにまとめると、

櫃穴面小 = 捲れ削れ有り = 捲くれ削れによる木殺し効果 "少"
櫃穴面大 = 柄を太くしても捲くれ削れ少 = 挿入木殺し量多く、硬過ぎて
     柄の破壊を招く
    
適切な櫃穴口面 = 捲くれ削れの起こらない程度に挿入すると"勝手"に
       適切な硬さに仕込まれて行く。


この様に感じました。

この考えから言うと、櫃穴口45°面の大きさが0.3〜5,6?㍉辺りが適切な様に
感じました。
 理由は、"柄" の材質を考慮した結果面の大きさが変わってくるように
勝手に感じました。

 玄能柄の各材種について熟知はしていませんが、
樫より柔らかい素材で有れば、挿入木殺し量を少し増した方が
良いような気がしたからです、
然しながら、破壊ダメージが全く無い状態での仕込みは必須ですが。


 今回は、堅い目の樫材で櫃穴口の45°角面を0.4㍉位としましたが
改めて適切だと感じました、

然しながら、沢山経験した訳では無いので結論付ける事はしません。
「今回のケースは偶々適切だった」

有意義な経験で楽しめて

        有難う御座いました!

 

あっ、
 其れと、
この事も付け加えておきたく思います。

1本目がへし折れてしまいましたが、

  "仕込みに使う玄能の大きさ"

是も重要だと感じました、
実は、百二十匁の玄能で櫃穴に入れていったのですが
「エエ加減入りやがれっ!」と、 大きな玄能(柄も入れて1265g)
でやっちゃいまして…
素人臭いですが、 素人です♡  (笑)

 へし折れましたぁー! 笑

この事で気付いた事は、
百二十匁位で入れられなければ、"適切な堅さ" とは言えない
そんな風に感じました。


   勉強に成りました!

              面白いっ!

 

   感謝致します。

 

長いので持ち手編に続く…