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私的鉋備忘録

カテゴリー表示のやり方が分からんのですが、タイトル下のカテゴリーをクリックするとそのカテゴリーが出て来ます。シリーズ化しているモノは時系列でお読み下さい。

【近況】  3   28'10/14

ただの近況報告

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写真右は、今日の新聞で、(ちょっと個人的では無い、不用意な掲載だったので、

新聞記事は、削除致しますスミマセン!)
鍛冶屋が集まっていた町が有った?〜ような痕跡のある場所の発掘調査が
されたようです。
「炭や鉄くぎ、砥石等を発見した。」とある、
「炭」は矢張り松炭なのかなぁ〜?
「鉄くぎ」はどんなクオリティーなんだろう?
「砥石」は何処の、どんな物でなんだろう?

先日、建築を大学で教えている友人が工房に遊びに来たが、彼は以前
舟屋を調べていてその地区が重要伝統的建造物群保存地区に指定され

景観が保存されるようになり個人的には嬉しい出来事だった。
現在は木材流通を調べているらしい、色々なアプローチをしたらしいが
現在は、昔し船流通を担った家の古い記録から読み取って調べているらしい
話しでは、江戸時代は相当木材が無かったらしく、山に木があまり無かった
のではないか?という事で、之については僕も凄く共感出来た。
 仕事で宮殿等の修理を行う時、とにかく材料が悪い!
主に杉だが、白太も平気で使っている、この話は主に江戸だが、大正辺りから
状況は変わってきて流通が良くなってきたのだろうか?
「紅松」というロシアからの輸入材で日本の「五葉松(姫小松)」に
似た材が書物に[大正13年〜輸入された。]とある通り、この頃から
荘厳具にも使用され始めた。
しかし、個人的な見解では、大正一桁年?から輸入は始まっていたと
推測する、ちょっと僕の記録を探さないと分からんのですけど…
大正一桁年?の銘が入ったおそらく「紅松」と思われる材で作られた
物が有り、写真と少しの木片サンプルを残してある、どうだろう?
 しかし、全ての荘厳具の材が悪い訳でも無く極稀にとんでもない
代物は、存在する! ! !!!(この話し等は延々と続くので又の機会に…)


 因みにヒメコ松の使用例で印象深かったのが、裏千家所有の茶室
「 咄々斎(とつとつさい)」の天井板だ。
http://www.urasenke.or.jp/textc/chashitu/totutotu.html
偶然機会が有り、利休像の有る部屋以外全部観させて頂く機会が有った時、
この茶室にも通して頂けた、ココは初釜等で市長や知事、有力者等が招かれ
(だけじゃ無い!)催事される。
そこの天井板が「姫小松」で、基本的に「わび茶」の茶室は
「掘っ立て小屋コンセプト」で建てられるモノだが、何時も感じるのは
贅を尽くした印象が有る、この茶室の材も素晴らしかった!
それと、あの天井板は虫がお食べになっていなかったのも印象に残った。
(この時の面白いエピソード話しもまだ有るがまたの機会に…)

おもっくそ、話は逸れてしまったが、先程の友人の話では和釘は江戸時代
農民が結構、農閑期に作っていたようで、品質は、あまり良くない物が
多く出回っていたようだ。(この話も長くなるので又の機会に… [釘について])

 

記事の砥石って?   ニャリ (笑)
どんなんでしょうね!

多分こういう発掘調査のケースは、点数も多くお役所仕事なので
凄く長いスパンで調べられると思いますし、記事に有る通り注目度の高い
物がクローズアップされます、ましてや地味な「砥石」の調査など
普通は率先してやろうとも思いませんし、調査対象として最後の最後で
もしかしたらお蔵入り?
発掘調査は色々な所で行われ、増える一方なので致し方ない事では
有ると思います。
 もし誰かが全国の鍛冶場の発掘例をピックアップしその発掘品を
調査してまとめたら面白い事になるでしょうね、

     何方か報告お待ちしております!

取り敢えず今回は、発掘された物をだけを観察するだけで無く現場の
様子も観れる機会という事で、現地説明会が16日有るようですので、
皆様、現地集合という事で宜しくお願いします♥

そう言えば、之は考古学の話しですが、考古学なんかより遥かに情報量の
多い「考現学」として石社さんが現代鍛冶屋調査を誰に頼まれた訳でも無く
仕事の合間を見て?合間を作って、調査されておられる!

また、石社さんは学者でも研究者でも何でも無い!

鍛冶屋さんです、ココが良い!

鍛冶屋が鍛冶屋の視点で調査する!!

goodでしょう!   Bestでしょう!

世間的、削ろう会的にどれ程の評価が有るのか知らないですけど
大変貴重で素晴らしいアーカイブとして、会員になれば現代鍛冶屋の現状が
簡単に手に入る、凄く有難い民俗学者だと感じます!
石社様へ 「コレからも頑張ってください!」

 ただ、そんな事より僕の道具どうなってるんでしょ〜うか? 
また連絡します。 (笑)


そう言えば…
 16日と、 思ったら思い出したぁー 

15〜6日に家族を置いて写真左の日程で、
目まぐるしく忙しい日常を抜け出し

 

  秋風と古建築に戯れてまいります

 

カメラと双眼鏡と強力懐中電灯とレーザーポインター持参で、
建物周辺の木々の落葉が終わっていれば良いのですが、

古建チストは木々の葉っぱが視界を阻み、なんやよう分からん死角が出来るので…

 

 


     
                     観具