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私的鉋備忘録

カテゴリー表示のやり方が分からんのですが、タイトル下のカテゴリーをクリックするとそのカテゴリーが出て来ます。シリーズ化しているモノは時系列でお読み下さい。

 【鉋刃硬さ判定】   2

鉋刃硬さ判定

 

「信頼性のカケラも無い」 硬さ判定…

なんですけど、皆さんも鋼の硬さは知的好奇心として一度は気にな
った事がありますよね、
硬度測定が行われるのも一つの指標を求めたい思いからでしょうし
 硬さは、良好切削刃物の一つの目安と思われますので何となくでも
知っておいてある傾向を導き出せればと思います。
ある方にお聴きした話しですが
「同じ鍛冶屋さんの硬さ違いの鉋を数枚(5,6?)持っていますが
薄削りに於いては軟らかい目の方が調子が良い傾向が有るのかな?」
「永切れはちょっと硬い目の方が良好かな?」
と言う事をお聞きしました。
個人的な予想と少し違う所も有ったので興味深く確認してみたい
事項と成りましたが。

 この様な訳で硬さから観えてくる傾向を知る為に、ある程度自分
なりに「硬さ判定確認」をしてみています。

自分でお気軽に出来るアイデアが乏しいのですが、
*手研ぎ
*ガラス引っ掻き傷痕
*ヤスリ傷痕
どれもワザワザやるといった感じでもなくお気軽なのでいいかな???
どれも一定圧力でも無いし試験箇所が一定の接触形状でも無いです…………………………
 ( ゔ〜    言っても始まらん…)

   んーn…
取り敢えず何でもやらないと始まりません!
と言う事で現状は、研ぎにて行っています。
研ぎは木工に携わっていれば日常する機会が多いものですから。

 では、『完全なる私的なやり方』を書き記します。
         私的です!
【用意する物】
*試験刃物
*砥石(シャプトン黒幕8000番)面直ししたフレッシュな状態の物!
 砥石選択は、荒い番手(1000番等)ではベタになるのがイヤなので
 8000番ぐらいとする。
研磨力が有り硬めの砥石の方が、遊離砥粒の発生を

抑えられて砥汁の様子を観察し易い。
      
※研ぎ始めから砥石と刃物が馴染んだ状態である事! ⇒ 両砥面平面

【研ぎ】
鋼のみ10ストローク研ぐ=スクイ面
(砥石面の同じ所は基本的にワンストロークしかしない、コレは
軟らかい刃物であれば特に顕著だが、研ぎ下ろした鉄粉での研磨や、
砥石面の掘り起こしにより遊離砥粒の発生が有り研磨力が上がってし
まう、これはスクイ/鎬面を同じ研ぎ方をしても研ぎ下ろしスピード
やキズの入り方が違う事でも理解出来る。  (会報誌No79の著者研ぎ写真参照)


        ⇓


黒い砥汁の様子を観察し研ぎおろした感覚を観察。

研ぎおろし感覚をなんとなく確認…

(鋼接触面積の違いがある為、砥汁だけの判断を避けたい!)

 

見事なまでの感応試験と言っても良い…     (残念!)

もう少しちゃんとやってみるなら、同時に数種類の試験刃物を並べ
何度も初めから同じ工程を繰り返して比較すると良い、
単試験では妄想に近いと言える…    (笑)

ただ、慣れの問題でどんな砥石で行っても良いと思うし好きな砥石
で構わないと思います、
重要なのは何時も同じ砥石で、何時も同じ研ぎ圧(殆ど無理だけど…)


                         つづく